前回のクレジットカードは誰が発行している?の続きです。
クレジットカードには実に様々な会社がかかわっています。
前回はVISAなどのブランドとセゾンなどのイシュアーは必ずしも同じではないという話をしました。
だからどうなのか?ということですが、実はイシュアーが誰なのかは重要です。
なぜなら、クレジットカードを2枚以上持つとき、使用限度額と旅行保険などのサービスが共通になるからです。
例えば、セゾンプラチナビジネスアメックスを会社で使い、マイレージプラスセゾンプラチナビザを個人で持ちます。
どちらもプラチナカードなので、万全の保険と、限度額になりますが、これが合算されてしまいます。例えば両方とも限度額が200万円なら、合計して200万円になってしまいます。
カード会社は分けた方が得ということです。
上の例は単純ですが、例えばANAマスターと三井住友VISAカードを持っていた場合、ANAマスターのイシュアーと三井住友VISAカードのイシュアーが同じですので、限度額と保険が同じ枠内になってしまします。
本当は三菱UFJニコスが発行するJALカードと三井住友カードの組み合わせなどがより望ましいのです。
Bの場合は
会社:セゾン発行のセゾンプラチナアメックスビジネス
個人:三菱UFJニコス発行のJALカード
個人:三井住友カード発行の三井住友マスターゴールド
と3枚とも分散させています。すると保険も限度額もそれぞれ合算されます(旅行死亡保険などは一部例外)。
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